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開業前

開業時の価格設定には「遊べる余地」を残しておく

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私事で恐縮ですが、3月上旬から腰痛を抱え、パソコンの前に座っているのも困難な状態に。
サイトの更新が滞ってしまい、期待して読んでいただいている皆さん、すいません。

今回、自分が腰痛になり、仕事がまともにできない状態になって思い出したことがあったので、開業前の方の参考になればと思い書いてみます。

※短時間で書かなくてはいけないため、今回のみ、散文になってしまうかも知れませんがご了承ください。

今回、開業前の方に向けて書きたいと思ったテーマが「価格設定」について。

低価格のお店を出店して分かったこと

このサイトで何度か、1号店の価格設定が「超・低価格」だったことを書きました。
当時、低価格に設定した理由は2つありました。

・低価格を集客の武器にする
・できるだけお客さんに喜んでもらいたい

ひょっとしたら、これから開業を考えていらっしゃる方の中でも、私たちのこんな考え方にちょっと共感していただける方もいらっしゃるかも知れません。

実際、私たちはこんな理由をもとに、利益を極限まで削った価格設定を用意して、1号店を開業させたのです。そして、その結果がどうなったのかと言うと。。

分かりやすいように、第一期の決算書を用意しました。
恐らく社内でも初公開です。

こちらが創業1期目の決算書。
大事なことなのでちょっと補足をしておくと、この決算書は法人としては1期目ですが、1号店の開業時は個人事業主として開業したため、開業して2年目の決算。
すでに2号店も出店した後の決算書となります。

そして、低価格を武器にした2店舗を経営した結果の利益がこちら。

純利益 13,246円。

さすがに開業して2年目には、少しの休みとわずかな報酬を取っていましたが、それでもこの利益では何もできません。

利益が残らないことよりも、もっと問題なこと

「利益が出ないと何もできない。」
赤字になるよりはマシですが、確かにこれは問題。

ただ、低価格設定は利益が残りづらいということよりも、もっと問題なのは、「経営的に『遊べる余地』が全くなくなってしまうこと」でしょう。

利益を極限まで削って経営すると起こる問題。

・人件費にゆとりが持てない。
・先行投資ができず、先手を打った経営ができない。
・社員の雇用に関わる、保険料などをまかなえない。

などなど。

今回は、自分が腰痛で動けなくなって思い出しましたが、1人で開業するにしろ、共同で開業するにしろ、体調不良になる事があったりする訳です。
ここで利益を削りすぎた価格設定にすると、余分の人件費が払えないため、自分が病気になったらお店を休業せざるを得なくなります。

また、創業メンバーの人件費で利益がギリギリの場合、アルバイトでも社員でも、人を雇用する際の保険料すら払えません。

要は、「開業時は実は一番利益が出やすい状態」になっているため、ここで利益がギリギリの価格設定にしてしまうと、後は「大幅な値上げ」しか選択肢が残されていないという事になってしまう訳です。

多くのお客さんがお店に来てくれるようになってから実施する大幅値上げは、かなりの勇気が必要です。

じゃあ、「一番価格設定の自由度が高いのはいつなのか?」と考えれば、当然開業時しかありません。

「低価格でお客さんに喜んでもらいたい!」
という気持ちは、私たちも体験してきたので良く分かります。

1店舗を生涯1人で経営していく。
ということであれば、問題はないかも知れません。

ですが、ゆくゆくは複数店舗の経営や、人材の採用を考えるのであれば、ある程度遊べる余地のある価格設定をしておかないと、お店(または会社)は回らなくなるでしょう。

開業時の価格設定で、お店のゆとりも変わります。

これから開業される皆さんは、ぜひ私たちと同じような低価格一辺倒の開業をしないよう、反面教師にしてもらえたらと思います。

 

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