開業後

利益を増やすために新規事業をやってみた結果

投稿日:2018年1月14日

「飲食業を中心に、もっと手広く色んな事業に挑戦してみたい!」
こんな夢を持って飲食店を開業する方もいらっしゃると思います。

かく言う私も、創業当時はそんなタイプのうちの1人。
実際、以前公開した経営計画にもこんな1行が入っていました。↓

誰も気づいてないと思いますが。。
しっかりと「新規事業の経営」という文字が入っています。

 

この事業計画が書かれたのが2003年の12月。
2店舗目を出店してすぐだった頃です。

そして、私たちは当時の計画を実現すべく2006年に新規事業に進出しました。

飲食業からの新規事業進出はうまく行くのか?
もし、同じようなことをお考えの方がいたら、参考にしてみてください。

異業種の人材業界に進出

私たちが新規事業に進出した先は、当時花形だった人材業界。
飲食業と全く関係ない業界に進出しました。

あまり正確には覚えていませんが、人材事業に進出した理由は以下の3つだったと思います。

①私が人材業界出身だったため、ある程度のノウハウがあった。
②いざなぎ景気で人材業界が盛り上がっていた。(下図参照)
③何と言っても会社全体の利益を向上させたい。

新規出店を続けながらも、利益を上げることに苦戦していた私たち。
ぶっちゃけて書きますと、飲食事業のビジネスモデルが当時はまだ弱かったのです。

そのため、会社の利益を大幅に上げるには、利益率の高い人材業界に進出するのが最適だと思った訳です。

収益化まで届かない新規事業

まだまだ小さい会社でしたが、当時としてはかなり背伸びをした投資を続けました。

・求職者と面談する場所が必要だったために青山一丁目に小さな事務所を開設。
・自社ポータルサイトを作り、200社以上のクライアント企業と契約。
・求職者向け広告でサイトへのアクセスを増やし、1000人以上の求職者リストを作成。

1年くらいかけて、何とか形になりそうな状態まで行くも、結果的には失敗。
売上も上がりましたが、毎月の収支の波が激しくて、とてもじゃないですが1事業部として安定した利益を見込める段階まで持っていくことができませんでした。

「もう少し投資を続けて、様子を見てもいいんじゃないか?」
という他3人の役員の声もありましたが、撤退を決めました。

やってみた実感としては、安定した収益化まではあと2年くらいの期間と、更なる追加の投資が必要になりそうというのが私の実感でした。

新規事業は本業のビジネスモデルが出来てから

気づけば偉そうに自分の失敗談を書いてますが。。(笑)

自分でやってみた実感としては、新規事業を始めること自体は良いことだと思います。
現に、今うちの会社は飲食店事業以外に、不動産事業もやってます。

ただ、新規事業を始めるのであれば、本業である飲食業のビジネスモデルがしっかりと固まってからだったかな、と反省しています。

ご存知の通り、飲食業は飽和状態。
どの業界もそうかもしれませんが、私たちの本業である飲食業は片手間で軌道に乗せられるほど簡単じゃありません。

使えるお金が非常に限られている創業時は、複数の事業に半端な投資をするのではなく、まずは本業に経営資源を集中させたほうが良かった、と思っています。

まずは、本業でしっかりと利益を残せるモデルを作る。
そして、本業と相乗効果のある新規事業を検討する。
その後、資源を投入して、新規事業を成長させる。

あくまで、私個人の考えですが、飲食業と新規事業をやってみた経験としては、こんな順番で展開していくのが良いのではないかと思います。

複数の事業展開を考えている方の参考になれば、嬉しいです。

 


人材事業で高収益を上げた時のおもちゃの表彰状。
安定した収益を上げ続けるまでは持っていけませんでした。。

 

 

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