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共同経営は失敗するのか?

投稿日:2017年10月29日

うちの会社は2003年5月の設立です。

設立当時、資本金は400万円。
創業メンバー4人がそれぞれ100万円ずつ持ち寄って有限会社でスタートしました。
まだ株式会社にはなってませんでしたが、この時点で株が25%ずつの4人共同経営のようなイメージでした。

俗に言う「共同経営」というスタイル。

自分一人でお金を貯めるのは大変なので、共同経営でスタートしたい方も多いのではないでしょうか?でも、「共同経営はうまくいかない」という事例が多いのも事実。

果たして共同経営はうまくいくのでしょうか?
共同経営でスタートした私たちの経緯を書いてみたいと思います。

「仲間と一緒にスタートしたい」と考えている方は参考にしてください。

喧嘩ばかりの「共同経営」

私たちが会社を作ってお店を始めた頃、特に共同経営などという言葉は使いませんでしたが、4人が均等に資金を出していることから暗黙で4人平等な決定権という意識がありました。

お店をオープンして1〜2ヶ月はこれで問題はありませんでした。
ただ、思った通りにお店の売上がたたなくなってくると、とたんに共同経営意識が大きな問題になってきました。

それぞれのやっていきたい方針がバラバラで、メンバー内で喧嘩が始まります。
大体の発端は私だった気もしますが...(笑)。

もちろん、私たちもただの仲良し意識だけで始めた訳ではないので、それぞれ役割に応じて責任者を決めていました。ただ、どうしても4人平等という意識があるため、それぞれ担当のポジションで何か改善をするには全員の同意が必要になります。必然とミーティングをしなければいけない内容も多くなり疲労が溜まっていきました。

たぶん、2人で創業していた場合、この段階で解散となっていたんじゃないかと思います。
幸い私たちは4人で創業していたため、2人が揉めたとしても他の2人がうまく仲裁に入ってバランスを取る、という絶妙なバランスで解散を回避できていたような気がします。

最終決定権者を決めておけば2人でもうまくいく

結果的に私たちの場合は、この共同経営問題を明確に4人で解決することはありませんでした。

でも、解決してしまいました。

なぜなのかあまり考えたことはありませんでしたが、会社が成長していく過程で、それぞれの役割がかなり専門的で責任が大きくなってきたため、それぞれがお互いの担当分野に口出しをしなくなったからだと思います。現在はそれぞれ協力が必要な時だけ必要なメンバーが集まって5分くらいミーティングして終わり。

創業当時のゴタゴタは今となっては必要な過程だったと思っていますが、強いて当時の失敗を挙げるとするなら、責任者と言えるほど経験や判断力がないにも関わらず、それぞれが何かしらの責任者というポジションに就いてしまった事だと思います。結果、十分な判断材料がないため、全て4人で話し合わなければなりませんでした。

私たちは4人だったから解散せずに済んだと書きましたが、この考えを事前に理解して、創業時から明確な決定権を伴う専門分野を決めて(適任者がいなければ、一旦全て代表取締役が決定)いれば、2人でもうまくいく事ができるのではないかと思います。特に会社の最終的な決定権者は代表取締役1人と決めて、全員で合意を取っておいたほうが後々揉めなくて良いと思います。

共同経営がうまくいくコツは、共同経営をしないこと

つい、ダラダラと書いてしまいましたが、私たちの会社は現在も持ち株比率は4人平等なので、資本上では共同経営と言えるでしょう。

でも、それぞれの担当分野について意見することはあっても、最終決定は担当役員と代表取締役が話して決めるので、実態は開業前の方がイメージするような共同経営ではないと思います。

矛盾するようですが、共同経営で会社成長させていくのであれば、早めに共同経営なんていう意識は捨ててしまうこと。これが共同経営のコツなんじゃないかと思います。

 


起業支援事業のメンバー中田君と私

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