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キレイなメニューを作って大失敗

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1号店を開業する時、メニューのデザインは私の担当になりました。

新たな人生のスタートとなるお店のメニュー。当然力も入ります。
作成するにあたってこだわったのは

「どこの飲食店にもない、あったかみのあるメニューブック」

表紙と裏表紙には自分でカットした特殊サイズのコルクボード。
中のメニューは高級和紙を贅沢に使用。
そして、それぞれのページを結ぶ背表紙には麻の紐を使った手作り感のあるメニュー。

個人的には「これ以上ないカッコいいメニュー」でした。

1週間でボロボロに

自画自賛のメニューでしたが、オープンして1週間もすると自分のミスに気づきました。

私たちのお店は高級料理店ではないので、皆さんガブガブお酒を飲みます。
当然、ちょっと飲みすぎて、お酒をこぼすお客さまもいらっしゃいます。

高級和紙とコルクを使った、こだわりの「自称、カッコいいメニュー」はお酒の染みだらけ。
背表紙を結ぶ麻の紐はちぎれてページがバラバラに。

1週間もするとまともに使えないほどボロボロになってしまいました。

 

さらに大きなミスが発覚

わずか1週間でボロボロになってしまったメニュー。
失敗だった事は薄々気づいていましたが、素材などにお金をかけて作ってしまったこともあり、しばらくは自分たちで修復しながら使っていました。

そして、オープンして3ヶ月くらいした頃にとても大きなミスをしたことに気づきました。

メニューの変更がめちゃめちゃ面倒くさいメニューブックだったのです。

自己満足から特殊サイズのメニューにしてしまったため、ちょっとしたメニューの変更でも非常に手間とコストがかかる使い勝手の悪さ。

たった1ページ変えるだけでも、
麻の紐を全てほどいて、台紙と和紙を特殊サイズにカット。
特殊サイズの和紙にメニューを印刷。
台紙に貼り付けして、麻の紐を結び直す。
これをメニューの部数だけ同じ作業をすることになります。

「メニュー変更に時間がかかるから、メニュー変更ができない」
飲食店として本末転倒です。

キレイなメニューよりも変更しやすいメニューを

「お店のメニューはステキなものにしたい」

これは飲食店を開業する方なら共通した願望だと思います。
中にはお金をかけてメニュー作成を外注される方もいるかも知れません。

ただ、どんなにキレイで見栄えの良いメニューでも、商品の変更が簡単にできないメニューは使い物になりません。
飲食店は遅くても3〜4ヶ月でメニューをリニューアルする必要があります。

その都度、外注などに依頼していたらお金と時間がかかって仕方ありません。
かといって、私の失敗のように自作でも変更しづらいメニューもよくありません。

メニューの作成は何よりも「変更のしやすさ」を最優先に考えていくのが大事でしょう。

 


当社の起業支援にて開業したお客さまのお店のメニュー。
変更しやすさが考慮されていて温かみがあります。

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